インクルーシブデザインチャレンジは、長浜市社会福祉協議会が主催する「福祉とデザイン研究会」の市民参加型の公開セミナー。
「福祉の課題は、福祉の分野で解決する」と考えがちですが、別の分野の人たちとのコラボレーションによってより良い解決をめざすことが狙いです。
インクルーシブデザインとは…
高齢者、しょうがい者、外国人、生きづらさを抱える人など、これまで製品やサービスのデザインプロセスから除外されてきた多様な人々を、巻き込みながら進めるデザイン手法のこと。「インクルーシブ(inclusive)」は「包摂(ほうせつ)的な、すべてを包み込む」という意味を持つ言葉。
2024年度も、インクルーシブデザインの先駆者でもある「一般社団法人 シブヤフォント」より、古戸勉さんとライラ・カセムさんをアドバイザーとしてお招きして、各プロジェクトチームの取り組みにアドバイスをいただきます。
アドバイザーの紹介
一般社団法人シブヤフォントとは…
渋谷でくらし・はたらくしょうがいのある人と、渋谷でまなぶ学生が共に創り上げた文字や絵柄をフォントやパターンとしてデザインしたパブリックデータとして公開、活用する産官学福の渋谷発・日本初のソーシャルアクション。
古戸 勉(ふると つとむ)さん
福祉作業所ふれんど施設長
一般社団法人シブヤフォント共同代表
社会福祉士
出身は福島県郡山市、日本社会事業大学在学中に福祉作業所の立ち上げに関わる。卒業後そのまま作業所職員としてスタート、現在に至るまで36年間継続中。また、シブヤフォント、東京ヴェルデイによるスポーツ教室、地域の無料カフェ運営、伝福連携によるウチワ製作など多くの地域活動に参画している。長年の経験で培ったノウハウを、如何に若い人へ伝えていくかが最近の課題である。元気の源は日本酒!
ライラ・カセム さん
一般社団法人シブヤフォント アートディレクター
国立奈良女子大学特任准教授
日本生まれ世界育ちのイギリス人。人の持ち味を見つけ活かすデザインが得意。デザイナー・アートディレクターとして障害福祉や支援を必要とする現場の人々とクリエーターを繋げ、立場やアビリティ問わず一人ひとりの社会参加や自立につながるアート作品・商品や取り組みを作り出すプロジェクトに国内外で取り組んでいる。障害がある人とデザインを学ぶ学生が共にデザインをする「シブヤフォント」ではアートディレクターを務めている。好きな魚はイワシとホッケ。
2024年度の予定
2024年7月6日(土)
2024年10月19日(土)
2025年2月15日(土)
時間:いずれも14:00-17:00
場所:神照まちづくりセンター(滋賀県長浜市神照町286-1)
2024年度チラシ
ロゴのフォントについて
Inclusive Design Challengeは、シブヤフォントが展開するご当地フォントで滋賀県東近江市の社会福祉法人やまびこ福祉会 創作ヴィレッジこるり村のみなさんが製作されたフォントを使用しています。
ご当地フォント
https://www.gotouchifont.jp
社会福祉法人 やまびこ福祉会
https://www.naptrip.net/naptrip/
創作ヴィレッジこるり村さん instagram
https://www.instagram.com/vl.coruri/